高齢化社会で人気の認知症保険!販売件数が5万件を突破する保険会社も。
第一生命保険会社から販売されている認知症保険が、販売件数5万件を突破したというニュースがありました。認知症患者は年々増加傾向にあり、それに伴い認知症保険の人気が高まっています。
認知症は特別なものではなく、誰でもなる可能性があります。
自分自身で対策を行うこと、そして高齢者がいる家族は、家族のために認知症について知っておきましょう。
認知症の現状
認知症は現在社会問題となっています。認知症患者が増加している理由の一つが高齢化社会です。
認知症には色々な種類があり、若年性認知症という言葉がある通り若い人にもなる恐れがあります。しかし、高齢になるにつれてそのリスクは高くなります。
このままのペースでいけば2025年には人口の約3割は65歳以上となる予定で、それに伴い認知症患者は増加すると予想されています。
認知症患者の増加で、それに関する事故も増加しています。
認知症になる前にしっかりとご自身で対策することはもちろん、家族の中に高齢者がいる場合は事前に話し合い、お互いに安心して生活出来るようにしておくことが大切です。
認知症対策として保険で出来ること
認知症に関する治療法や予防法は日々研究が進められていますので、最新の情報にアンテナを張っておくことが大切です。そして、同時に自分や家族が認知症になった時の対策をしておくことが大切です。
その対策の一つに認知症保険があります。
認知症保険はここ最近人気があるもので、認知症に関する事故に備えられるものや、高齢者の単身世帯に見守りのサービスがあったり、徘徊した場合の捜索を手伝うサビースなどがあったりします。
第一生命の認知症保険はどんな保険?
今回ニュースになったのは第一生命の認知症保険です。第一生命の認知症保険は認知症に関する4つの項目に当てはまらなければ加入することが出来る手軽な保険です。
認知症と診断され、かつ公的介護保険が要介護1以上と認定され有効期間中であれば一時金がもらえます。認知症による介護状態に一時金で備えることが出来るものです。
また、この保険の良いところは保障だけでなく、予防や保険金受け取りのサポートがあるところです。生活習慣や早期発見が出来るアプリが使えるほか、指定代理請求や診断書の取得代行サービスもあります。
特に関心が多く寄せられるのは、「ALSOKと共同で行う訪問サービス」だそうです。
これは離れて暮らす高齢者と連絡が取れない場合や何かあった時にALSOKのガードマンが駆けつけてくれるというサービスです。
核家族が増え、遠く離れた場所で家族が暮らす場合には頼もしいサービスですね。
認知症はなってからではなく、なる前の事前対策が必要です。保険を活用する場合、認知症保険は保険会社によって保障やサービスが異なります。誰を対象にするのか、どのような保障が必要なのかしっかりと比較して、自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。