今の妊娠の異常や帝王切開が保障される医療保険を選びましょう
妊娠が分かり、新しい生活への準備を始めている方が多いと思います。
既に医療保険に加入している方やこれから検討していこうという方など様々いらっしゃいますが、もしこれから医療保険を探される方は、「妊婦さんでも加入出来て、今の妊娠の異常も保障対象になる医療保険」を選ぶようにしましょう。
というのも、様々な保険会社が「妊婦さんが加入できる医療保険」を販売していますが、今の妊娠・出産のトラブルまでも保障してくれる医療保険は実はわずかしかありません。
せっかく保険に入れても、一番体に負担の大きい妊娠が保障されなければ意味がありません(後述しますが、保障の中でも特に入院保障があることが最も大切です)。
このページでは、「妊娠中の方でも入れて、今の妊娠・出産の異常も保障される医療保険」を比較していますので、保険選びにぜひお役立てください。
またページ後半では、妊娠22週で切迫早産の兆候が見つかり3ヶ月もの緊急入院&帝王切開出産をした弊社スタッフの壮絶体験記も載せています。
3ヵ月の入院で彼女には100万円近い出費が発生し、妊婦さん向けの医療保険がまさに役立った事例ですのでご参照ください(今すぐ読みたい方はこちら)。
妊婦さん向けの医療保険
保険料を今すぐ比較!
エクセルエイド少額短期短期保険会社
エクセルエイドの普通保険

- 入院
- 手術
保険料:毎月1,175円
低価格で妊娠中でも加入のしやすい医療保険です。
病気やケガによる入院・手術に加えて、今の妊娠のトラブルや異常分娩(帝王切開等)による手術・入院を保障します。
※ただしご加入時点で医師から異常妊娠、出産の可能性を指摘されていない場合に限ります。
自然分娩 | 妊娠・出産の異常 | |
---|---|---|
入院 | 入院 | 手術 |
× | ● | ● |
その他の病気やケガ | ||
---|---|---|
入院 | 手術 | 通院 |
● | ● | × |
- 入院
- 1日あたり
5,000円 (1入院60日限度)
- 手術
- 入院中の手術
50,000円
入院中でない手術
25,000円
- 通院
- なし
- その他
- 歯周病手術や
インプラント
2.5万円×2回
- 妊婦さんの加入
- 妊娠週に関わらずご加入いただけますが、加入初年度はケガを除いて60日間の免責期間があります。
- お支払い方法
- 口座振替またはクレジットカードによる毎月払い
エクセルエイドの普通保険プラス

- 入院
- 手術
- 通院
保険料:毎月1,355円
「エクセルエイドの普通保険」に通院保障がプラスされた医療保険です。
病気やケガによる入院・手術・通院に加えて、今の妊娠のトラブルや異常分娩(帝王切開等)による手術・入院・通院を保障します。
※ただしご加入時点で医師から異常妊娠、出産の可能性を指摘されていない場合に限ります。
「入院後の通院保障」をご希望の方はこちらをご選択ください。
自然分娩 | 妊娠・出産の異常 | |
---|---|---|
入院 | 入院 | 手術 |
× | ● | ● |
その他の病気やケガ | ||
---|---|---|
入院 | 手術 | 通院 |
● | ● | ● |
- 入院
- 1日あたり
5,000円 (1入院60日限度)
- 手術
- 入院中の手術
50,000円
入院中でない手術
25,000円
- 通院
- 入院の退院後の通院
1日あたり
2,000円 (10日限度)
歯周病治療の通院
1日あたり
2,000円 (10日限度)
- その他
- 歯周病手術や
インプラント
2.5万円×2回
- 妊婦さんの加入
- 妊娠週に関わらずご加入いただけますが、加入初年度はケガを除いて60日間の免責期間があります。
- お支払い方法
- 口座振替またはクレジットカードによる毎月払い
エクセルエイドの医療保険へのよくあるご質問・ご注意事項
- Q. 通常分娩で出産する場合は保障されますか?
- 通常分娩による出産のための入院は、病気ではありませんので保障対象外となります。
- Q. 過去に帝王切開歴があるが、今回の出産時の入院・手術は保障対象になりますか?
- 過去に帝王切開歴がございますと、今回の妊娠も含めまして、出産時の入院・手術は全期間、保障対象外となります。
- Q. 帝王切開後に保険を継続したら、二度目以降の帝王切開による入院・手術も保障されますか。
- 保障されます。ただし、一度解約をされますと二度目以降の帝王切開は保障対象外となりますのでご注意ください。
エイ・ワン少額短期短期保険会社
EVERYONE(エブリワン)

- 入院
- 手術
- 長期入院
保険料:毎月2,440円
妊婦さん向けの医療保険です。
病気やケガによる入院・手術に加えて、今の妊娠のトラブルや異常分娩(帝王切開等)による手術・入院を保障します。
※ただしご加入時点で医師から異常妊娠、出産の可能性を指摘されていない場合に限ります。
免責期間がなく、加入してすぐに保障を得られるのが大きな特長です。
また通常の入院給付金に加えて、5日以上や61日以上など一定期間以上の入院をした場合もそれぞれ一時金が受け取れます。
自然分娩 | 妊娠・出産の異常 | |
---|---|---|
入院 | 入院 | 手術 |
× | ● | ● |
その他の病気やケガ | ||
---|---|---|
入院 | 手術 | 通院 |
● | ● | × |
- 入院
- 1日あたり
5,000円 (1入院につき30日限度)
- 手術
- 入院中の手術
50,000円 (入院中に所定の手術をされた場合)
- 通院
- なし
- その他
- [入院一時金]
25,000円
(5日以上の入院)
[長期入院一時金]
25,000円
(61日以上の長期入院)
- 妊婦さんの加入
- 妊娠21週目までのお申込みなら、その妊娠のトラブル、異常分娩や帝王切開による入院を保障します。
- お支払い方法
- 口座振替またはクレジットカードによる毎月払い
医療保険エブリワンへのよくあるご質問・ご注意事項
- Q. 現在、妊娠中なのですが?
- 妊娠中の方でもご加入できます。
しかし、通常分娩による出産のための入院は、病気ではありませんので保障対象外です。
また、現時点ですでに帝王切開等の異常分娩の可能性を医師から指摘されている場合や、過去の分娩の状況によっては、その入院や手術費用は保障対象外となるという条件が付きます。 (その他の病気、ケガは保障対象になります。) - Q. 出産時の入院・手術はどんな内容が保障範囲ですか?
- 被保険者(保障対象となる方)が責任開始日以後に生じた傷害または疾病を直接の原因として、日本国内の病院または診療所に入院を開始した場合です。
具体例は、
鉗子分娩・吸引分娩・帝王切開の異常分娩、切迫早産・切迫流産 など
※ただし、正式に保障になるかどうかは、医師の診断書などで総合的に判断致します。予めご了承下さい。 - Q. 過去に帝王切開歴があるが、今回の出産時の入院・手術は、保障対象になりますか?
- いいえ。
過去に帝王切開歴がございますと、今回の妊娠も含めまして、出産時の入院・手術は、全期間、保障対象外となります。 - Q. 双子(多胎)妊娠だが、今回の出産時の入院・手術は、保障対象になりますか?
- いいえ。
双子(多胎)妊娠の場合は、今回の妊娠も含めまして、出産時の入院・手術は、全期間、保障対象外となります。

保険相談サービス
FP 橋本
妊娠中の方が加入できて、現在の妊娠を保障してくれる医療保険は数がかなり限られていて、弊社で扱っている複数保険会社でもエクセルエイド社とエイ・ワン社の2社のみになります。
2社の大きな違いは、
・価格(保険料)
・エクセルエイド社のほうが補償が充実している
・エイ・ワン社に加入できるのは妊娠21週まで(今の妊娠保障を求める場合)。
・エクセルエイド社は加入後に60日間の免責期間がある。
です。
これらの違いを踏まえながら、ご自身の妊娠週やご予算に応じて、加入する医療保険を探されると良いでしょう。
妊娠週が進むほど選択肢が減って妊娠中の補償期間が短くなるので、少しでも早い週からの加入がお勧めです。
どちらの医療保険とも、現在猛威を振るっている新型コロナウイルスに感染して入院治療されたときも保障対象です。
もちろん妊娠・出産異常以外の病気やケガも補償されるので、出産後も継続するのも有効です。
むしろ出産を終えた後は慣れない育児で体調(心も)を急に崩してしまう方はかなり多いので、出来れば出産後も保険には加入しておいたほうが良いです。
私は保険会社勤務時代に保険商品を開発していた経験がありまして、多くの妊婦さんが妊娠異常・出産異常をきたし保険を利用していることを知りました。
何事も起きず無事に出産できることが一番ですが、予期せぬ事態というのはどうしても起きてしまうもの。
そのときに、お金のことを心配せずにすぐに治療・診察を受けられたことで母体やお子様の命が救われた事例が多数あります。
万が一の際に少しでも「助かった」と思えるお守りとして、このページに載せた医療保険をご検討いただければ大変幸いです。
弊社の女性スタッフは、妊娠22週で妊娠異常が見つかり、3ヶ月間もの入院および帝王切開出産をしました
4人に1人が帝王切開で出産をしているといいますが、実は弊社の女性スタッフSさんもその1人です。
しかも安定期に入ってすぐの妊娠22週での定期健診で異常が見つかり、そのまま緊急入院と手術をしました。

その後も手術を繰り返して3か月もの長期入院をし、帝王切開にて無事に出産をしたSさんの壮絶体験記をぜひお読みください。
まず、緊急入院をすることになった経緯を教えてください。
妊娠22週に入り、つわりも落ち着き安定期にも入り喜んでいたころに定期妊婦健診がありました。わが子をエコーで見れるのを楽しみに産婦人科医院へ向かいました。
1ヶ月前にお腹が固くなり痛みがあったので病院へ急遽駆け込んだこともありましたが、張り止め薬をもらったこと以外は順調そのものでした。
内診をした時に医師が驚いて、「これはまずい」と言いました。
『子宮口が開いて胎胞が出てしまっている!切迫早産になる!』とのこと。
すぐに車椅子で別部屋へ連れて行かれ、点滴をされてあっという間にベッドで横にされ、「絶対に動かないように」と言われました。
その間に医師が専門の病院に連絡を取っていましたが、妊娠22週での切迫早産を受け入れてくれる病院はかなり限られているとのことでした。
たまたま病床の空いている大きな専門病院が運よく見つかり、救急車で運ばれました。
ご主人にもすぐに連絡されたのですか?
すぐ夫と両親に連絡をして状況を伝えました。
その時はずっと体が震えていたのを覚えています。
その日は主人がたまたま近くにいて一緒に救急車へ乗ることができました。
もし1人だったらかなり心細かったと思います。
ただ家に入院の荷物を取りに行くことも許されず、着のみ着のまま1時間救急車に乗りました。
このままどうなってしまうのだろうと、とにかく不安でいっぱいでした。
専門病院ではどのような診察・診断をされたのですか?
専門病院に到着してすぐに再度内診を受けました。
産科医からは胎胞が出ていて子宮頸管無力症の可能性があり、そのままずっと入院するよう言われました。
このままでは出産につながる危険があることも言われ、妊娠22週で出産になると赤ちゃんにどのような影響やリスクがあるかなど、詳しい説明をNICU(新生児特定集中治療室)の別の医師からも受けました。
とにかく胎児が出てこないよう安静にいるよう言われ、ゴールの見えない寝たきりの入院生活が始まりました。
突然始まった入院生活はどのようなものですか?
着のみ着のまま、近所に行く服装・荷物であったため入院に必要なものは何もありませんでした。
妊娠22週のため入院バッグもまだ用意していません。
家まで夫に荷物を取りに行ってもらうのにも往復3時間。
最初の数日は最低限のもので過ごしてとても不自由でした。
不安に押しつぶされそうな気持ちと赤ちゃんに申し訳ない気持ちで毎日ベッドで声を殺して泣いていました。
夫は忙しい中、ほぼ毎日お見舞いに来てくれました。
ただ交通費が非常にかかりました。
父母、義父母もお見舞いに来てくれて心の支えとなりました。
病院内には他の妊婦の患者さんも沢山いて、「みんなも頑張ってるんだ、私も頑張ろう」と思えるようになりました。

1年の約3分の1をベッドの上で過ごしました。
入院中に唯一購入を許されたデカフェコーヒー。
その後手術を経て、妊娠36週まで入院生活が続いたと聞きました。
子宮頸管縫縮術という子宮口を結ぶ手術をすることになりました。
1度手術しましたが、再度胎胞が出てしまい、手術は2回しました。
その後はベッドとトイレのみの行き来、時々シャワーが浴びられるという絶対安静生活が始まりました。
座るのもよくない、ということで寝たきりです。
少しでも赤ちゃんの成長のため、週数をかせぐために我慢の毎日でした。
最終的には100日間以上の入院をして、妊娠36週を目前に退院することが出来ました。
出産はどのようにされたのですか?
退院をして1週間経ったころに自宅で破水をしたので病院へ向かい、再度入院となりました。
そこから陣痛促進剤を打つ日々が始まりますが、6日目になっても陣痛はきません。そこで担当医師の判断により緊急帝王切開となり、無事に出産することが出来ました。
出産後も6日間入院したので、出産直前・直後で12日間入院したことになります。
今回の手術・入院にかかった費用を教えてください。
入院中に勤め先の健康保険組合に高額療養費制度の申請をしたので、健康保険が効き、出産一時金も受け取れました。
ですがそれでも手術や入院費、出産費用で60万円ほどかかりました。
また入院中の食費は健康保険外で有料になるので4~5万円、さらに夫のお見舞いでは電車やバス(時間帯によってはタクシー)を使って来てもらっていたので、その費用もかなりかかり、大体15万円前後だったと思います。
そのほかにも細かい雑費がかかり、合計したら全部で80~90万円くらいかかっていたのではないでしょうか。

病院からの請求書の1枚。
医療費だけで毎月10万円以上の出費。
医療保険には加入されていたのですか?
私は妊娠異常が対象になる医療保険にたまたま入っていて保険金を受け取ることが出来ました。
大きな出費が続きましたが、医療保険の保険金をもらえることが入院中に分かり、精神的負担を1つでも減らすことが出来たのはとても大きかったと思います。
ただでさえ子供や入院生活への不安でいっぱいいっぱいなのですから。
夫は保険に無頓着で「妊娠したからといって、医療保険は必要ないんじゃない?」と言っていたのですが、実際に今回かかった費用を保険金でまかなうことができて、私がしっかり加入しておいて本当に良かったと思っています。
妊娠異常での入院は長い日数になる可能性が高いので(私のほかに入院されていた妊婦さんもそうでした)、医療保険の中でも入院保障は絶対に必須と今回の経験で感じました。
妊娠を予定されている方、もしくはすでに妊娠中の方は、家計のお守りとして考えておくとよいと思います。
ちなみに、そのときに助けてもらった医療保険には今も継続して加入しています。おそらく今から別の医療保険を探してももう入れないと思います。
入院生活・出産を終えて、妊娠中の方にお伝えしたいことはありますか?
私が入院している間、様々な方が妊娠異常で私と同じように入院されてきました。
1人が退院してベッドが空いたと思ったらすぐにまた新しい妊婦さんが運び込まれてくるのです。
それだけ妊娠中に異常が見つかってしまう妊婦さんが多いのだと思います。
4人に1人が帝王切開で出産しているというのをあとで聞いて、納得だなと感じました。
どんなに健康な方でも妊娠中や出産時には何が起こるか分かりませんから、万が一が起きてしまうときの心構えや準備をほんの少しでもしておけば、そのときの心的負担を和らげることが出来ると思います。
【インタビューを終えて】出産を終えたSさんとお子さんのその後
このような大変な妊娠生活を過ごされたSさんでしたが、帝王切開での出産後は母子ともに健康で過ごされたそうです。
出産の6日後にはお子さんと一緒に退院されました。
緊急入院が分かったときは子どもへの身体的影響をとても心配されたようですが、そのような影響は特になく、今では外を走り回る元気な子どもに成長しているとのことです。
育児のかたわら、Sさん自身も在宅勤務で会社の仕事を日々頑張ってこなしてくれています。
妊婦さんの医療保険に関するFPコラム
募集文書番号
エクセルエイド少額短期保険会社:E20 0812-WH01
エイ・ワン少額短期保険会社:B074-2008-01