FP・識者の保険コラムExpart Column

ハワイのROSSで起きた暴行事件に、海外旅行保険に加入しておく大切さを強く感じます。

投稿日:2025年11月23日

ハワイROSSでの暴行事件

2025年9月1日、ハワイのワイキキにあるショッピングモール「Ross Dress for Less」のトイレで、69歳の男性が暴行される事件が発生しました。
加害者は27歳男でした。

被害男性はトイレを使用していたところ、突然容疑者の男に顔をパンチされ、倒れたところをさらに殴打され続け、無意識になるまで暴行を受けたとのことです。
容疑者の男は9月14日に逮捕されて、第一級暴行罪で起訴されています

旅行者は海外旅行保険に必ず加入しておくこと

海外、特にハワイのように医療費が高額な国に旅行される方は必ず海外旅行保険に加入しましょう。

ROSS暴行事件のように、海外で事件に巻き込まれることはテロや災害に合うのと同じくらい怖いものだと思います。
暴行をされた辛さ・悲しさはもちろんのこと、もし加害者に十分な賠償資金が無ければ治療に要した費用を被害者自身が負担しなければなりません。

以前にハワイで日本人が暴行被害にあったケースでは、加害者が薬物中毒者であり、800万円の医療費を被害者自身が負担しなければなりませんでした
この事件は10年ほど前でしたから、円安・インフレが進んだ今ではもっと大きな金額になるはずです。

ハワイの日本人暴行事件について
日本人夫婦がハワイ旅行中に暴行され入院。病院から800万円超の医療費を請求される。

海外旅行保険があればお金の面だけは不安はなくなりますので、ご活用いただければと思います。

「ウィズハートの海外旅行保険」、ご相談はこちら

クレジットカード付帯保険は信頼してはいけない

海外旅行保険の仕事を20年近くしてきた専門家として断言します

クレジットカード付帯保険をあてにされている方もいらっしゃいますが、それは絶対に危険です。

クレジットカード付帯保険の補償金額は100万円~200万円が限度額に設定されています。
もし数百万円におよぶ治療費となったらとても足りません。
その場合は自身で医療費を支払うことになり、足りなければ家族や銀行からお金を借りて工面することになります。

また利用条件や補償条件も以前よりも複雑に設定されてきており、「カード保険が使えると思ったら使えなかった」というケースもよくあります。
日本の外務省でも注意喚起をしているくらいですので、カード付帯保険ではなく、海外旅行保険で備えるようにしていただきたいと思います。

木代 晃輔

この記事の執筆者:木代 晃輔

株式会社ウィズハート 代表取締役
神奈川県出身。大学卒業後に損害保険会社で勤務。
株式会社ウィズハートを創業し、保険相談サイト「保険ウィズ」やFP相談サイトを開設。

損保勤務時は損害保険の開発業務に携わり、現在は海外旅行保険や個人賠償責任保険のプロとしても活動中。

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