自動車保険、ディーラーで入る?保険代理店から入る?
2016年日本自動車保険新規加入満足度調査における分析結果が発表されました。この調査では、「契約内容/契約手続き」「価格」「契約チャネル」の3つのファクターからスコアを算出しています。
分析結果によると代理店系保険会社への加入のうち、正規ディーラー経由が41%、保険専門の代理店経由が26%でした。
自動車購入時に自動車保険を一緒に勧められるケースはとても多く、実際に正規ディーラーで保険加入をしている人が多いことがわかります。
前職でのことですが、これまでのお客様から車の買い替えをする際に「自動車保険の契約者からディーラーで加入するから」と連絡が入ることもありました。
お客様満足度向上のためにも、複数保険会社の提案は重要
一方、ディーラーの対応に大丈夫かと首を傾げてしまうこともあります。
顧客満足度調査でも数字に表れているようです。ディーラーで加入した人よりも、保険専門の代理店で加入した人の方が満足度のポイントが大きく上回っているのです。
ディーラーはあくまでも車の販売が本職ですから、プラスで自動車保険を売れれば売ろうという姿勢の人も少なくないのだと思います。車の買い替え時にディーラーで加入しても、自動車保険の更改時に再び保険専門の代理店から加入をし直す人もいます。
ディーラーでは提案される保険会社が1社だけのことが多く、他社と比較検討する機会が失われてしまうことも切り替えの理由の1つでしょう。
保険専門の代理店では複数の保険会社の取り扱いをしている会社もありますし、一社のみの取り扱いの代理店でも保険に関してはプロですので丁寧な対応がされます。
また、今はインターネットで加入できる保険会社や無料の一括見積もりサービスもありますので、自分で資料を取り寄せ比較検討することもできますよね。自分で比較検討などをして、自ら保険を選んで加入すれば、保険への加入満足度・納得感はもっと増すと思います。