自動ブレーキ搭載の車、自動車保険料が安くなります。2018年から割引適用。
投稿日:2016年12月01日
損害保険料率算出機構が、自動ブレーキ搭載車の保険料を2018年1月から9%安くする制度導入を決めました。金融庁に届け出をし、金融庁側も認可する見込みとなっています。
個人的には、値下げ制度導入が意外に早かったという印象を受けています。
自動ブレーキとは
自動ブレーキは衝突の危険をカメラやレーダーで察知し、自動でブレーキをかけて衝突を回避する仕組みです。
自動ブレーキを搭載した場合に事故確率が低下することが確認できたため、自動ブレーキ搭載車の自動車保険の保険料の値下げにつながりました。
自動ブレーキ搭載車とそうでない自動車でどれくらい車両価格の違いがあるかにもよりますが、事故確率が低いことが実証されて保険料も割安となると自動ブレーキ搭載車を検討する人が増加するかもしれませんね。
高齢者による自動車事故の減少効果も見込める
最近は高齢者の自動車運転事故のニュースを多く見かけますが、自動ブレーキ搭載車の普及は高齢者の事故抑制にもなるかもしれません。
高齢になると反射神経や判断力の低下はどうしても起こってしまいます。しかし、地方在住で自動車が生活上必要で合ったり、いつまでも運転をしたいという気持ちを持っている高齢者も多いいらっしゃいます。
もし自動ブレーキ搭載車で事故率が下がるのであれば、高齢者本人もご家族も事故に対する不安も和らぐのではないでしょうか。
自動ブレーキに限らず、これからも安全技術の開発に自動車メーカーは力を入れていくことでしょう。安全技術の開発は、保険も含めた生活全般にも良い影響を与えてくれますね。
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