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【海外旅行保険】オーストラリアのワーホリ中に大怪我で手術されたお客様に、200万円の保険金をお支払いしました

投稿日:2025年05月31日
保険ウィズ(株式会社ウィズハート)代表取締役 木代晃輔
株式会社ウィズハート
代表 木代晃輔
保険ウィズ(株式会社ウィズハート)代表取締役 木代晃輔
株式会社ウィズハート
代表 木代晃輔

株式会社ウィズハートの木代(きしろ)です。

ウィズハートから海外旅行保険(AIG損害保険会社)に加入いただいたお客様(20代女性)が、ワーキングホリデーでのオーストラリア滞在中に右足膝に大怪我をされ、手術などの治療費として約200万円の保険金をお支払いしました。

怪我の状況や治療にかかった医療費と、加入された海外旅行保険について

お客様の年齢
20代女性

加入した保険
ウィズハートから海外旅行保険(AIG損害保険会社)に加入。
保険期間1年で、保険料は約24万円。

渡航先の国
オーストラリアにワーキングホリデーで1年間

お客様は2025年からワーキングホリデーでオーストラリアに滞在されていました。
遊びでボルタリングをされていたところ、着地の際に右足の膝を大怪我してしまいました。

現地の病院からは前十字靭帯完全断裂と診断を受け、今後もオーストラリアでの仕事や生活をしていくことから手術を受けることになりました

保険会社ではお客様から連絡を受けて、1週間後の手術までに支払いが間に合うよう至急手続きを開始。
その金額は
・手術費および施設利用費:AUD 14400
・麻酔費:AUD 660
となり、日本円では約200万円
となりました。

保険会社からキャッシュレスで治療費が病院に支払われ、お客様が病院で医療費を支払うことはありませんでした。
手術治療も最短の日付で行われました。

さらに手術後のリハビリでは1回あたりAUD660がかかっており、このリハビリ費用は今後しばらく発生し続けるため、おそらく総額では400万円近くの医療費がかかることが見込まれていますが、加入された海外旅行保険で全額がカバーされます

無保険での海外での手術は対応が大変

日常生活のなかで思わぬケガを負ってしまうことは誰でもありえますが、海外の医療機関で手術を受けると個人だけで対応するのは実に大変です。

海外の医療機関で手術を受けた場合、たとえば以下のような点で注意が必要です。

・請求書が複数から送られてくる
・医療費を先に支払わないと手術や入院をしてくれない
・クレジットカード払いを対応していないところや支払い拒否されるリスクがある
・直前に費用の追加や変更があった場合すぐに対応しなくてはならない

海外の医療機関について日本との違いで驚くのは、請求書が色々なところから送られてくることです。
医師と医療施設が別々の経営・運営主体となっているケースが多く、1つの病院で1つの手術を受けただけなのに、何枚もの請求書が別々に送られてきたりします。

今回のお客様のケースでも麻酔医・執刀医・病院の施設利用料・リハビリ用の器具レンタル料などが別個の請求書が発行され、お客様に代わって保険会社がそのすべての支払い対応をしました。

また、海外での医療機関の多くは、日本の病院と異なり、先に支払いの確認できないと医療を提供してくれません。
もし海外旅行保険に入っていなかったら、痛みや症状をこらえつつ、個人でいくつもの請求にそれぞれ別個の対応をしなければならない、というのはかなりのストレスでしょう。

留学・ワーホリなど長期の滞在でこそ海外旅行保険を

オーストラリアやカナダなどにワーホリに行かれる方も多いと思いますが、長期の滞在だからこそ海外旅行保険は重要です。
滞在期間が長くなればなるほど、思わぬケガや病気で病院にかからなければならなくなるリスクは高くなります。

もし保険がなければ、自分で高額な医療費の支払いや病院との交渉に対応しなければなりません。

今回事故にあわれたお客様についても、年間の保険料は約24万円とやや高額に思われるかもしれませんが、ちょっとした事故でケガをしただけで約200万円~300万円もの医療費が発生しています
若くて健康な方でも思わぬトラブルでケガをしたり、渡航先で病気が発覚したりすることは十分にあるのです。

ワーホリや留学など長期で海外に滞在する予定の方は特に、十分な補償やサービスのついた海外旅行保険に加入しておきましょう。

木代 晃輔

この記事の執筆者:木代 晃輔

株式会社ウィズハート 代表取締役
神奈川県出身。大学卒業後に損害保険会社で勤務。
株式会社ウィズハートを創業し、保険相談サイト「保険ウィズ」やFP相談サイトを開設。

損保勤務時は損害保険の開発業務に携わり、現在は海外旅行保険や個人賠償責任保険のプロとしても活動中。