保険で出来るウクライナ支援。「ウクライナ支援付き保険」の販売を開始します。
株式会社ウィズハートの代表取締役をしています、木代晃輔(キシロ アキスケ)と申します。
このたびウィズハートでは、ウクライナ支援の付いた生命保険・医療保険の販売を開始することを決めました。
自社で運営する保険比較サイト「保険ウィズ」にて販売する生命保険・医療保険の新規お申込みについて、その売上げの50%をウクライナ支援として寄付することにしました。
ウクライナ支援を決めた理由
ロシア侵攻が始まってから、ウクライナの戦争被害のニュースを毎日のように目にします。
被害を受けているのは軍事施設だけでなく、産科病院や小児病院でさえも空爆を受けていることが明らかになっています。
その病院にいるのは、ウクライナをすぐに離れられない妊婦さんや子ども、そして彼らを支えている医療従事者の人たちです。
朝日新聞の3月11日付け報道によると、「ロシア侵攻が始まってから4311人の女性が病院の地下や地下鉄の駅、仮設のシェルターで出産をされた」とのこと。
そして、妊娠中の女性は24万人いるが物資が不足しているとのことです。
■朝日新聞の報道
「ウクライナ、人口の4分の1が避難 4千人超が地下鉄駅などで出産」
このような過酷な状況のニュースを連日見て、保険ウィズでも小さな力ではありますがウクライナ支援が出来ないかと思いました。
そもそも保険とは、
『困った人をみんなで助け合おう』
という相互扶助の精神で作られているもので、ウクライナ支援はまさにこの精神に合致するものだと考えています。
保険ウィズでは「妊婦さん向け医療保険」等を販売しており、この保険の販売を通じて、ウクライナの妊婦さんや乳幼児、医療従事者の方たちを支援したいと考え、「ウクライナ支援付き保険の販売」という支援活動を行うこととしました。
東京大空襲の体験者のお話し
もう1つ私の気持ちを後押ししたのが、東京大空襲を体験された二瓶治代さんのお話しです。
東京大空襲は77年前の3月10日に起きました。
多くの親と子どもが炎と爆弾の中でなすすべなく死んでいったという体験記を読み、同じことがこれからウクライナでも起きるのではと思うと、何か出来ることはないかという気持ちになりました。
二瓶さんの体験について関心のある方は、以下ページをご覧ください。
(心が苦しくなるリアルな体験描写があります)
平和の日3月10日指導資料「当時8歳だった二瓶治代さん」
ウクライナ支援の内容
生命保険・医療保険への新規のお申込みについて、その売上げの50%をウクライナ支援として毎月寄付いたします。
(保険代理店における売上げとは、保険会社から代理店に支払われる販売手数料をいいます。)
支援期間は2022年3月14日~5月14日までの2か月間を予定していますが、ウクライナ情勢によっては延長や変更をするかもしれません。
ウクライナ支援の対象となる保険商品
まず第一弾として、保険ウィズで販売している「妊婦さん向け医療保険」が対象です。
弊社で取り扱いしている保険会社は複数ありまして、いくつかの保険会社にはその許可の打診をしているところです。
了承が取れ次第、「妊婦さん向け医療保険」以外の生命保険や医療保険にも広げていく考えです。
【3月17日追記】
第二弾として、富士少額短期保険会社の「がんになっても入れるほけん」を追加しました。
「がんになっても入れるほけん」は以下ページよりご確認・お申込みいただけます。
一般的にがんを罹患してしまうと保険への加入は難しくなってしまうのですが、富士少額短期保険ではそのような方でも保険に加入でき、万が一のときの遺族生活費や葬儀費用に備えられる「がんになっても入れるほけん」を業界で初めて発売しました。
【3月18日追記】
第三弾として、AIG損害保険会社を追加しました。
弊社ではAIG損害保険会社では主に傷害保険を販売しており、以下のWebサイトではネット加入型の海外旅行保険を販売しています。
AIG損保の海外旅行保険
掲載にあたってどの保険会社も快く了承してくださいましたこと、心より感謝申し上げます。
寄付金の提供先について
在日ウクライナ大使館がTwitterにて寄付金受付口座を公開しており、そこへの寄付を予定しています。
ウクライナを応援したい方々用に、寄付金を送金できる銀口口座の詳細を更新いたします。以下になります。
三菱UFJ 銀行
広尾支店 047
普通
口座番号0972597
エンバシーオブウクライナご応援、どうもありがとうございます。
— 在日ウクライナ大使館 (@UKRinJPN) February 25, 2022
以上です。
ファッション業界や製造業界を中心に、様々な業界・企業がウクライナ支援に乗り出しています。
保険業界・金融業界においても支援の輪が今後広がっていけばと思います。
寄付金支援実施のご報告
この記事の執筆者:木代 晃輔
神奈川県出身。大学卒業後に損害保険会社で勤務。
独立後は株式会社ウィズハートの代表として、保険相談サイト「保険ウィズ」や、FP相談サイトを開設。
15年以上にわたって生命保険・損害保険の仕事に従事し、北は北海道、南は沖縄までと、日本全国から年間100件以上のご家庭の保険相談にお応えしています。
Twitter:https://twitter.com/withhearthoken