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PayPayほけん「あんしん海外旅行」が新規受付終了。海外旅行保険の販売停止が相次いでいる理由。

投稿日:2026年10月07日

キャッシュレス決済の「PayPay」が提供する海外旅行保険「あんしん海外旅行」について、販売終了のお知らせが2026年9月30日に出ました。
発表内容を整理すると、次のようになります。

  • 新規加入の申込期限:2026年12月24日(木)23:59:59まで
  • 設定できる補償開始日(保険始期日):2027年1月1日(金)まで(延長される場合も2027年1月31日まで)
  • すでに加入している方:契約内容・補償内容に変更はなく、保険期間満了まで継続
  • 被保険者証のアプリ内表示:2027年2月28日(日)までに終了するため、保険金請求の可能性がある方はその日までにダウンロード・保存が必要

販売終了の理由として、PayPayは「引受保険会社である東京海上日動火災保険株式会社の方針変更」によるものと案内しています。
後継となる引受保険会社の変更を含めて準備中とのことで、現時点では具体的な提供開始時期は発表されていません。

■PayPay社による公式発表
PayPayほけん「あんしん海外旅行」の新規加入受付終了のお知らせ

海外旅行保険が相次いで販売停止となっている

弊社ウィズハートは海外旅行保険を専門に販売する保険代理店です。
その弊社から見て、こうした海外旅行保険の販売停止の動きは最近よく見られる傾向の1つと感じております。

例えば大手損害保険会社の損保ジャパンでは、2025年10月に海外旅行保険の販売を大きく縮小しました。
加入期間を最長92日間から31日間以内に短縮し、家族プランを廃止したり、店頭での一般販売も終了することになりました。

・損保ジャパン、海外旅行保険の販売を縮小。背景には円安や海外インフレによる収支悪化(保険ウィズ)

また、2024年8月には日新火災海上保険も、海外旅行保険の販売を中止しました。
日新火災海上保険の海外旅行保険の販売中止のお知らせ(保険ウィズ)

損害保険会社が海外旅行保険から撤退する理由

販売停止・縮小の理由は、「海外旅行保険が利益の出しづらい保険になっていること」です。

昨今の円安・物価高により海外の医療費は大幅に上昇しています。
また、海外にあるコールセンターなどの人件費高騰も響いています。

保険会社によっては海外旅行保険の収支が赤字になっている保険会社も出てきており、販売を見直す決定が相次いでいるのです。
この傾向は今後もまだまだ続くと思われますので、一般消費者にとっては海外旅行保険の選択肢が減っていくことになります。

一方で高額な医療費への備えとして海外旅行保険はより重要となってきておりますので、専門のプロに相談するなどして適切な海外旅行保険を選択して、安心できる海外渡航をしていただければと思います。

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木代 晃輔

この記事の執筆者:木代 晃輔

株式会社ウィズハート 代表取締役
神奈川県出身。大学卒業後に損害保険会社で勤務。
株式会社ウィズハートを創業し、保険相談サイト「保険ウィズ」やFP相談サイトを開設。

損保勤務時は損害保険の開発業務に携わり、現在は海外旅行保険や個人賠償責任保険のプロとしても活動中。
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