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妊娠24週で切迫早産で85日間入院されたお客様に保険金をお支払いしました

更新日:2024年06月15日
年齢・在住
20代女性
(埼玉県在住)

加入した保険
2022年12月に医療保険「ディアベビー」に加入。

保険料
毎月1,860円

お客様は2023年3月に入院24週で切迫早産と診断され、そのまま緊急入院されました。
入院日数は85日間と、とても長期の入院になりました。

2022年12月に医療保険ディアベビーにご加入されており、妊娠分娩諸費用として15万円の入院保険金がお支払いされました

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現役の産科看護師が解説。切迫早産とは?

切迫早産とは、早産になる一歩手前の状態をいいます。
早産とは「妊娠22週から36週6日までの出産」のことで、この時期に「頻回なお腹の張り」「破水」「出血」などの症状がみられ、赤ちゃんが産まれそうな兆候がある場合に「切迫早産」と診断されるのです。

切迫早産で考えられる原因

原因としては、体質や子宮内感染、双子などの多胎妊娠、子宮系の病気の既往・併発などがあげられます。
また、妊娠高血圧症候群で血圧が上がると循環が悪くなり、その影響でお腹が張りやすくなる場合もあります。

日常生活では、
・重い荷物を持つ
・長時間の外出や運動を行う
など体に大きな負担がかかるとお腹の張りを強く感じる場合があり、注意が必要です。

切迫早産のハイリスク因子として考えられているものは、
・これまでの妊娠で流産、死産、早産、頸管無力症、と診断された
・細菌性膣症 多胎妊娠 子宮筋腫合併 子宮奇形 感染症(尿路感染 ,肺炎など) 羊水過多 など妊娠中の異常を指摘された
・喫煙者
などです。

喫煙や感染予防など、自分で注意することのできる因子もありますが、自分の力では予防が難しい因子も多くあります。

妊娠中に気を付けて欲しいこと

・規則正しい生活を心がけ、なるべくストレスを抱え込まないよう心がけましょう。
・無理な運動や長時間の外出は控えましょう
・性行為をする場合はコンドームでの避妊をしましょう
・妊婦健診をしっかり受けましょう

妊娠中は身体的な変化に加え、ホルモンバランスの変動により精神的にも不安定になりやすい時期です。
一人で抱え込まず、周りの方々に協力を仰ぎながら無理なく妊娠生活が過ごせるようにしてくださいね。

また、無理な運動や長時間の外出は体への負担が大きいと考えられます。
しかし、体の動かす程度については個人差があり一概に「これはダメ」と禁止はできません。
そのため自分が辛いと感じるような動きは避け、十分な休息を取るようにしましょう。

さらに、膣内の細菌感染は切迫早産を引き起こす原因の一つです。
妊娠中の性行為は必ず避妊具を装着し、感染の予防に努めましょう。
ハイリスク因子と考えられる方は特に妊婦健診を確実に行い切迫症状の早期発見が重要ですので、お腹の張りや痛みを感じた場合には早めに主治医へ相談するようにしましょう。

経産婦の方で上にお子さんがいる場合、ご兄弟の対応でハードに動かなければならない、という場合があるかもしれません。
抱っこをせがまれたり、まだ授乳を行なっていたり、心配になることも多いでしょう。
そういった場合はご家族にも協力してもらい、なるべくママの負担が軽減できるよう環境を整える対策が必要です。周りに甘えるのは悪いことではありません。

ご自身とお腹の中にいる赤ちゃんを守るためにも、ママが快適に過ごせる環境を作ってあげましょう。

現役看護師 MAICOM

この記事の医療解説者:MAICOM

現役の産婦人科・小児科看護師。
看護師歴は19年で、これまで周産期、小児科、内科、外科、乳腺外科などさまざまな診療科を経験しました。
プライベートでは3兄弟を育てるママをしています。
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