【滋賀県】2016年10月より自転車保険を加入義務化
滋賀県で今年の10月1日から自転車損害賠償保険の加入を義務化する条例が可決されました。
昨年、全国で初めて兵庫県で自転車利用者に自転車損害賠償保険の加入を義務づけられたことは大きく報道されましたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
大阪府でも2月議会で条例案を提出することが決まっています。
自転車損害賠償保険加入義務化の流れは、特に関西地方で広がりつつあります。
増加している自転車事故
道路交通法の改正により、昨年より自転車の危険運転に関して罰則が厳しくなったと言え、まだまだ危険な運転をしている自転車を目にすることが多いです。
右側運転の自転車、無灯火の自転車、スピードを出している自転車。
ヒヤッとすることもあります。
自転車は誰もが簡単に乗れる便利な乗り物ですが、一歩間違えれば大きな事故を引き起こす可能性があるということを忘れてはいけません。
大きな事故を起こしてしまった場合、相手がいれば損害賠償を請求されることもあります。そして、この損害賠償の金額は高額化の傾向にあります。
自転車保険義務化は少しずつ全国に
首都圏では横浜市が市民向けに団体扱いの自転車保険、「ハマの自転車保険」の提供を始めました。
横浜市は県単位での条例ではなく、自転車損害賠償保険の加入を義務化するものではないのが残念には思いますが、市民が加入しやすい商品を提供するのは良いことだと思います。
自治体が率先して、自転車損害賠償保険を広めていくのも良いことだとは思いますが、地域差が生じてしまう点が気になります。
国が中心となり、全国の足並みが揃うことが望ましいのではないでしょうか。
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