ハウスクリーニング業になぜ損害賠償責任保険が必要なのか。お勧めの賠償責任保険は?
ハウスクリーニングや清掃業をされている方、特に零細企業や個人事業主の方にとって、損害賠償責任保険への加入はとても大切です。
開業して間もなかったり資金力が乏しいときに高額な賠償事故を起こしてしまうと、すぐに倒産・破産してしまう恐れがあるからです。
この記事の目次
賠償責任保険を選ぶポイント
① 高額な賠償事故にも備えられる補償
ハウスクリーニング業においても高額賠償が起きる可能性は十分にあります。
例えば2025年7月には、エアコン工事中にエアコンから出火して依頼者の自宅を全焼してしまう火事の事故がありました。
清掃作業の対象物だけでなくその周りの物や人にも影響が出てしまった場合、賠償費用は一気に高額になります。

また、店舗の清掃のときは水漏れ・ガラス破損などが起きれば、建物自体の賠償やお店の休業損失費用も賠償する必要があり、数百万円や1000万円を超えることもあるでしょう。
このようなリスクには補償金額を数千万円にした賠償責任保険で備えることが大切になります。
② 示談交渉を保険会社に任せられる仕組み
また、賠償責任保険を選ぶ際には、「示談交渉サービス」が付いていることも重要視していください。
賠償事故を起こしてしまった場合、被害者から法外な賠償金を請求されるケースもあります。
もし保険会社の示談交渉サービスがあれば、賠償金額の決定も含めた事故対応・示談対応を保険会社に任せられるので、法外な賠償請求を受ける恐れはなくなります。
なによりご自身で事故対応・示談対応を行っていたら本業に支障が出てしまいますので、これらを保険会社に任せられるのは大きなメリットです。
③ 事業者の信用にもつながる(お客様の安心)
お客様は「知らない業者を家に入れる」ことに不安を感じます。
もしHPや名刺に「損害保険加入済み(最大〇千万円)」と記載があれば、お客様の安心につながるでしょう。
「万が一の時もちゃんとしてくれる」という保証は発注の決め手になりえます。
どのような補償カバーが必要か
① 施設賠償責任保険(請負賠償)
作業中に発生した賠償事故や、機材・設備の不備によって起きた賠償事故をカバーします。
例えば以下のような事故が該当します。
・脚立を倒して、顧客の家の壁やフローリングを傷つけた。
・掃除機のコードに顧客がつまずいて転倒・怪我をした。
・洗剤の入ったバケツをひっくり返し、高級絨毯を汚損した。
② 生産物賠償責任保険(PL保険)
作業完了後に起きた事故を補償します。
例えば以下のような事故が該当します。
・エアコン洗浄後、ドレンホースの接続不備で、数日後に水漏れが発生し、階下まで水浸しになった。
・ワックスがけの乾燥不十分により、後日顧客が滑って転倒した。
まとめ
このような様々な事業リスクに対して、賠償責任保険で備えることは会社存続・事業継続のためにとても重要です。
ウィズハートではハウスクリーニングや清掃業をされている小規模事業者・個人事業主向けの賠償責任保険を販売しています。
■ ハウスクリーニングや清掃業向けの賠償責任保険
事故が起きてからでは保険に加入することは出来ませんので、事業開始前に加入を済ませてください。
年間保険料の目安は、小規模事業者であれば年間10万円前後で十分な補償が得られます。
倒産・破産リスクを減らすためにも、万が一のときには賠償責任保険を活用してください。

この記事の執筆者:木代 晃輔
株式会社ウィズハート 代表取締役
神奈川県出身。大学卒業後に損害保険会社で勤務。
株式会社ウィズハートを創業し、保険相談サイト「保険ウィズ」やFP相談サイトを開設。
損保勤務時は損害保険の開発業務に携わり、現在は海外旅行保険や個人賠償責任保険のプロとしても活動中。

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