FP・識者の保険コラムExpart Column

お葬式代の費用相場は160万円。お葬式費用や相続に生命保険を有効活用する方法。

投稿日:2025年04月04日
保険ウィズ(株式会社ウィズハート)代表取締役 木代晃輔
株式会社ウィズハート
代表 木代晃輔
保険ウィズ(株式会社ウィズハート)代表取締役 木代晃輔
株式会社ウィズハート
代表 木代晃輔

株式会社ウィズハートの木代(きしろ)です。
弊社はシニア向けの生命保険・医療保険を多く扱っている保険代理店です。

シニア世代の生命保険を考える際に出てくる疑問が、「お葬式費用はいくらぐらいかかるのか?」です。
近年は大規模なお葬式ではなく、家族や親しい人のみで行う「家族葬」、葬儀を行わない「直葬」が増えていますが、それでもお葬式には予想外に費用がかかることもあります。

お葬式費用の相場や生命保険を使った活用法を紹介します。

お葬式代は意外とかかる

葬儀に係る費用には、
・葬儀の基本料金
・飲食費
・会葬者への返礼品
などがあります。

最低限のお葬式でも数十万円から、規模が大きくなると数百万円かかるなど、葬儀の規模や参列者の人数によっても異なります。

その他にも、仏式であればお布施や戒名代など、その他所属する宗教に応じて宗教関係の費用も想定する必要があります。

一般的なお葬式にかかる費用相場

葬儀相談依頼サイトの「いい葬儀」が行った調査によると、一般的な規模のお葬式の葬儀費用の総額の平均は161.3万円でした。

一般葬には通夜・葬儀・告別式があり、参列者も知人や地域、職場の人など幅広く集まるお葬式で、参列人数が多く規模も大きくなります。

コンパクトなお葬式にかかる費用相場

近年では、家族やごく親しい人だけで行う家族葬や、通夜や葬儀など宗教儀式を行わない直葬を選択する人も増えています。

家族葬の場合は、参列者の人数こそ少ないものの、通夜や葬儀、告別式は行うため、平均でも105.7万円の費用がかかっています。
また、通夜や葬儀を行わない直葬であっても、火葬を始めとして、平均で42.8万円の費用がかかります。

■ 参考
いい葬儀「【第6回】お葬式に関する全国調査(2024年)」より

生命保険を準備していることのメリット

生命保険(死亡保険)というと葬儀費用の備えだけと思うかもしれませんが、実は隠れたメリットがあります。

通常、亡くなった人の銀行口座は届け出があった時点で凍結され、相続の手続きが完了するまで原則解除されません
そのため、葬儀費用は一時的に喪主や相続人による立て替えが必要になってしまいます。

遺産分割など相続の手続きに時間がかかると、遺族が立て替える金額や期間が長くなってしまう恐れもあります。

お葬式保険のような生命保険に加入しておけば死亡保険金は受取人に対してすぐに支払われるため、相続手続きの進行状況の影響を受けず、有効にそのお金を使うことができるのです。
保険金が受け取れるのも保険金請求してから5営業日程度で支払われるのが一般的ですので、待たされる心配もありません。

お葬式費用の準備に対応できる保険はこちらのページで紹介していますので参考にされてください。

お葬式に備える生命保険の選び方とは

生命保険に加入する時は、希望する形式の葬儀費用をシミュレーションして、必要と考えられる額のプランを選びましょう。
保険金額が100~300万円程度のプランが一般的ですが、商品によってはそれよりも低い額のプランが用意されていることもあります。

加入できるプランや保険料は、加入時の年齢や健康状態によっても異なりますので、早めに準備しておくとよいでしょう。
(基本的に年齢が上がるほど、保険料は高くなります)

なお、保険金の受取人は喪主となり得る人を指定しておくことで、葬儀費用の支払いをスムーズに行えるでしょう。
受取人に対して、葬儀費用として保険で準備しておくことを伝えておくのも大切です。

お葬式保険として活用できる具体的な生命保険は、こちらのページでご紹介していますので参考にされてください。

木代 晃輔

この記事の執筆者:木代 晃輔

神奈川県出身。大学卒業後に損害保険会社で勤務。
独立後は株式会社ウィズハートの代表として、保険相談サイト「保険ウィズ」や、FP相談サイトを開設。

15年以上にわたって生命保険・損害保険の仕事に従事し、北は北海道、南は沖縄までと、日本全国から年間100件以上のご家庭の保険相談にお応えしています。