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羊水過少症と診断されて、入院された妊婦さんに保険金をお支払いしました

年齢・在住
30代女性

加入した保険
2024年に医療保険「ディアベビー」に加入。

お客様は妊娠期を何事もなく過ごされておりましたが、妊娠38週になって羊水過少症と診断され、そのまますぐに緊急入院されることになりました。
10日間の入院をされて、そのまま自然分娩にてご出産されました。
ご出産時には二度の会陰切開も行われました。

ご加入されていた医療保険ディアベビーからは、
妊娠分娩諸費用保険金として10万円
がお支払いされました。

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羊水過少症とは?

まず羊水とは、子宮内を満たしている液体のことです。
外からの衝撃・圧力をクッションのように和らげてくれたり、胎児が子宮内で動きやすくなるなど、胎児を守るために大切な役割を果たしています。
その羊水が減少している状態を「羊水過少症」といいます。

羊水が減少する原因には、胎児側の原因と母体側の原因の2つあげられます。

胎児側の原因としては、胎児の腎臓や尿道に先天的な異常があったり、胎児発育不全などです。
母体側の原因として、妊娠高血圧症候群などで循環が悪く胎盤機能が低下してしまう場合や、前期破水で羊水が流出している場合があります。

羊水量が少ない場合、子宮内で胎児が動くスペースが狭炒め、胎児の関節の動きが悪くなってしまう恐れがあります。
また、胎盤や臍帯が圧迫されやすく、酸素や栄養の供給が乏しくなり、成長・発育に影響を与える危険もあります。

羊水過少症の治療について

羊水過少症は超音波検査で羊水の深さを診て診断されます。

治療は診断された時期によって方針が異なりますが、安静にしながら超音波やノンストレステストで胎児の元気度を診ていきます。

羊水が少ない原因を探り、その原因に応じた治療も行っていきます。
妊娠時期によっては人工羊水注入法(人工的に作られた羊水と同様の成分を経腹的に注入する処置)が行われる場合もあります。

羊水過少症は週数に比べてお腹が小さい、胎動が少ないなどの症状がある場合もありますが、ほとんどの方は自覚症状がありません。
妊婦健診で指摘されて気付く場合が多いため、医師の指示通りに検診を受けるようにしましょう。

現役看護師 MAICOM

この記事の医療解説者:MAICOM

現役の産婦人科・小児科看護師。
看護師歴は19年で、これまで周産期、小児科、内科、外科、乳腺外科などさまざまな診療科を経験しました。
プライベートでは3兄弟を育てるママをしています。
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