この漫画の元となる記事はこちらです。
糖尿病の子供は保育園には入れないの？お母さんの深い悩み。

マンガ制作：そふとめん様

1型糖尿病の子の23％が入園拒否されている実態

2016年に日本小児内分泌学会が行った「1型糖尿病患児に対する幼稚園・保育所の入園拒否」について行ったアンケート調査によると、入園拒否を受けた患児数は164人中37人（22.6％）で、約4人の1人の子どもが入園拒否されていることが分かりました。

保育園・幼稚園にも「1型糖尿病の子供を預かった経験がない、知識がない」という不安があり、園長や行政の判断でやむなく入園拒否を行っている事例も多く見られました。

以下は入園拒否をされたお子さんを持つ親御さんからのコメントです。

・自宅周辺に保育所は6～7か所あったが、すべて話も聞いてくれなかった。1型糖尿病というだけで「病気の子は預かっていません」と園長にさえ話がいかなかった。
・市職員の対応がひどかったが、市長に直訴したところ、態度が軟化し、現在、受け入れに向けて話し合い中である。
・区役所から言われて支援センターに行って、そこの担当者に「1型糖尿病は、保育園には入れない。幼稚園を当たってください。」と言われた。
・母親が園内でも常に付き添うことを求められた。事実上不可能な条件のため断念した。

今回の漫画は、同じ1型糖尿病の子供を持つママ友さん・糖尿病患者会から、糖尿病の子供も見てもらえる保育園を紹介してもらうお話でした。
患者会では長い経験をもとに、１型糖尿病や医療処置に理解のある園の情報が蓄積されています。
病気のお子さんの育児はつい孤立しがちですが、地域の糖尿病患者の患者会やネットでの親同士のつながりをぜひ活用していただければと思います。。

ここまで見てくださりありがとうございます。

漫画をご覧くださいまして、ありがとうございました。
今後も定期的に更新していきますので楽しみにしてください。

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仕事を通じて糖尿病有病者の方と接する機会がありまして、糖尿病治療の大変さをよくお聞きします。
まだまだ世間では糖尿病についての理解・知識が少ないと感じており、現役の糖尿病療養指導士さんが書くこのコラムを通じて、糖尿病への正しい理解を広めていきたいと思っています。