【お客様の事例】切迫早産で12日間入院・出産されたN様(神奈川県30代)に保険金をお支払いしました。
- 加入した保険
- 2021年4月に妊婦さん向け医療保険「エブリワン」(現在は販売停止)に加入。
- 保険料
- 毎月2,200円
【ご加入のきっかけ】
ネット検索で保険ウィズを見てご加入されました。
2021年に保険ウィズの妊婦さん向け医療保険に加入し、そのわずか3か月後に突然の切迫早産で入院されて保険利用されたN様に、インタビューさせていただきました。
妊娠中は本当に何が起こるか分かりません。保険をご検討中の方にぜひ読んでいただきたい事例です。
Nさんは切迫早産で入院されたとのことですが、入院に至った経緯について教えていただけますでしょうか?
妊娠中は新型コロナ禍でしたので、その影響で在宅で仕事をすることが多く、週に1~2回は都内に出社していました。
在宅ワークの日は仕事が始まる前に1時間近く散歩をするのが日課で、休日も比較的よく歩くようにしていました。つわりも軽く、体重も少しずつ増えていき、大きな問題なく順調な妊娠生活を送っていたと思います。
しかし妊娠7ヶ月(24週)の頃、出社した日にお腹の張りを感じて早退しました。その日は様子を見て、翌朝も張りが続いたので産院に連絡し、受診してもらうことになりました。
内診は問題なかったのですが、NST(ノンストレステスト)のデータを見て、助産師さんの顔色が変わりました。強いお腹の張りが短い間隔で起こっていることがわかったんです。
「お腹痛くない!?」
と、助産師さんと医師に交互に聞かれました。
私は初産だったのでわからなかったのですが、陣痛に近い張りだったようです。
その後は陣痛を抑えるための点滴を打たれ、そのまま救急車で早産にも対応する大きな病院に搬送されました。
私も切迫早産についてあまりよく分かっていなかったし、お腹が痛いわけでも出血があったわけでもなかったので、
「え?入院!? そんなに大変なことが起こっているの?」
と驚き、頭が真っ白になりました。
突然の入院が決まってしまい、医師からはどのような説明を受けたのでしょうか?
医師からの説明は
「この週数(24週)で産まれてしまうと、命が助かる保障がなく、障害が残る可能性もある。
できるだけお腹の中にいてもらうように点滴でお腹の張りを抑えて様子をみましょう」
とのことでした。
トイレとシャワールーム以外はベッドの上から動かないように! と言われ、そんなに大変な状態なのだとだんだん怖くなってきたのを覚えています。
また、どれくらい入院するのかわからないという不安がありました。
長引けば出産まで入院の可能性もゼロではないと思うと、3ヶ月半くらい入院することになります。
赤ちゃんのことだけでなく、やり残してきた仕事や、どれくらい入院費用がかかるのだろうという心配がわいてきました。
切迫早産の入院生活はどのようなものだったのでしょうか?
受診からそのまま入院となってしまったので、入院の準備は何もできませんでした。
車も産院の駐車場に停めたままだったので、夫に仕事後に取りに行ってもらいました。
また、最低限必要な服や下着、洗面道具、コンタクトレンズはその日のうちに入院先に持ってきてもらいました。
夫が来てくれたのは夜20時を過ぎていましたが、それまで昼間の服装(ジーパン)でベッドに横になっていました。
また入院生活中は基本的にベッド上で安静にしていなければならなかったので、時間がたつのが遅く感じました。
本や雑誌を買ってきてもらって読んだり、ケータイをいじったり…。切迫早産のことばかり検索してしまい、調べれば調べるほど不安になり、夜になると涙が止まらなくなってしまいました。
毎日行う内診の検査では子宮口の開きや子宮頸管の長さを確認したり、NSTというモニターを付けてお腹の張りや赤ちゃんの心拍を確認していました。
他には入院する際に子宮内の細菌検査をしました。
私の場合は、お腹の張り以外に異常はなく、原因不明のまま張りを抑える点滴を24時間打ち続けていました。
入院されているお部屋の様子はどのような感じなのでしょうか。
新型コロナの影響はありましたか?
私が入院したのは、4人部屋の窓際でした。
産科病棟なので出産のために入院されている方が多かったですが、私の病室は産後の方はおらず、別の理由で入院されているようでした。
病室のドアは常に開いていたので、夜も病棟の廊下から聞こえる足音や赤ちゃんの泣き声が気になって目が覚めてしまうこともありました。
新型コロナの影響で、お見舞いや面会はできませんでした。
夫に荷物を持ってきてもらって、看護師さんが受け取って病室まで持って来てくれるという感じです。
不安でしょうがないのに、コロナ禍で面会できず夫にも会えないのがとても辛かったです。
切迫早産の退院はどのように決まったのですか?
点滴でお腹の張りが落ち着き、少しずつ点滴の量を減らしていきました。
「飲み薬でも張りが抑えられるようになったら退院できる」と言われていたのですが、飲み薬になるとまたお腹が張ってしまいました。
「薬は減っているからこれで大丈夫なら明後日には退院できる」と言われ退院を楽しみにしていると、またお腹が張って点滴に戻るというのを2回繰り返しました。
もう退院できないんじゃないかと悲しくなっていましたが、3回目に飲み薬まで減らしたときに、ようやくお腹が張らなくなり退院できることになりました。
最初は早く退院したくてしょうがなかったけど、退院が決まると今度は逆に自宅で過ごして大丈夫か不安に襲われ、嬉しい気持ちと心配な気持ちが半々でした。
退院されてからどのように過ごされていましたか?ご出産は普通分娩だったのでしょうか?
退院後一週間は、医師から言われていることもあり、なるべくベッド上で横になって過ごしていました。
少しずつ動いて、お腹が張るようならまた横になるといった生活です。
6時間おきに飲み薬を服用していたので、夜中も起きて薬を飲みました。
退院して3週間後くらいには買い物に出かけても大丈夫なくらいになっていたので、仕事も在宅ワークのみで復活し産休に入るまで働きました。
たくさん歩くとお腹が張りやすかったのですが、車での移動は問題なかったので、休日は夫の運転でドライブに行ったりして過ごしていました。
ちょうど退院一ヶ月後くらいに私の誕生日があったので、車で県外の公園にネモフィラを見に行ったのが産前最後の遠出です。
出産は普通分娩でした。39週に破水し、そのまま翌朝に産まれました。
切迫早産の影響はなく、元々通院していた産院に戻ってお産ができたのが嬉しかったです。
今回の入院で、お金はいくらかかったのでしょうか。
12日間の入院で、医療費は146,090円でした。
内訳は、
・健康保険が効いた後の入院費用(3割負担分)が131,370円
・食費などの自己負担額が14,720円
でした。
私は病院着やタオルを持ち込みにしたのと、個室を選ばず大部屋だったので自己負担額は食事代のみになります。
病院に14万円を支払ったときの領収書
それ以外の費用としては、コップや歯ブラシ、旅行用のシャンプーセットの他、入院中に読む雑誌や本、お菓子や飲み物を買ってきてもらった合計が1万円くらいかと思います。
Nさんは妊婦さん向け医療保険にご加入されていたと聞きました。どうして医療保険に入ろうと思ったのですか?
知人が切迫早産で2ヶ月入院したという話を聞いており、私も妊娠時30代後半だったため妊娠中のトラブルや帝王切開になるリスクは高いかなと思ったのがきっかけです。
そのときは妊娠10週目くらいだったと思います。
妊娠出産のトラブルをカバーする保険に入っていなかったので、”妊娠中でも入れる保険”をネットで検索しました。
妊娠中に入れる保険は数が少ないので、保障内容などもあまり選択肢がなく、入れるだけありがたい!という気持ちでした。
毎月の保険料は2,000円ちょっとのプランにしました。
今回の入院で、医療保険からはいくら保険金が出ましたか?
入院一時金として25,000円、入院日額5,000円×12日=60,000円で、合計85,000円が支払われました。
保険会社には、入院した翌日に問い合わせをしました。
どれくらい入院するかも入院費用がいくらになるかもわからず不安でしたが、丁寧に対応していただき安心しました。
また、書類提出後の給付金の払い込みもとても早くて助かりました。
医療保険の保険金がおりました!
妊婦さんが保険加入することについてどう思われますか?
保険に加入しておいて本当に良かったと思いました!
もし保険に入っていなかったら、入院中に赤ちゃんの心配だけでなく、入院費用がいくらかかるかも不安になったかと思います。
切迫早産の入院は長期化する上に、いつ退院できるかわからないケースも多いようです。
たくさんの不安があった入院中に、「保険に入っているからひとまず金銭面は大丈夫だろう」と思えたのは大きかったです。
現在妊娠されている方へのアドバイスやメッセージをいただけますか?
自分が切迫早産になるまでは全然知識がありませんでしだが、調べてみると切迫早産になる方は意外と多いこと、実際に早産になってしまったときに助かったとしても赤ちゃんに障害が残る可能性があること、また一度切迫早産になると次の妊娠時にも切迫早産になりやすいことなどがわかりました。
現代の入院は手術後すぐ退院したりと短期化していると聞きますが、切迫早産での入院はそんなことありません。一ヶ月以上入院する方もたくさんいます。
そんな時に、早産への不安だけでなく、長期化する入院費用への不安があるのは精神的に辛いものと思います。
妊娠出産には、出産時の費用や赤ちゃんの準備品以外にも、突発的に大きな出費がある可能性があることを想定しておくと良いと思います。
【帝王切開や切迫早産が心配な方へ】
妊娠・出産の万が一を保障する、
妊婦さんを守る医療保険はこちら。
売上げの一部を、妊婦さん・新生児の入院施設に寄付しています
保険ウィズの「保険を通じて
優しい世の中をつくる」活動
保険ウィズでは、「保険を通じて優しい世の中をつくる」ことを目的として、このページから妊婦さん向け医療保険にご加入いただいた分について、その初回売上金額の50%を「こども医療センター」に寄付しています。
こども医療センターでは妊娠異常や出産異常を起こされてしまった妊婦さんたちや、早産で生まれた新生児たちが入院しており、保険を通じた寄付活動により彼らが少しでも健康で安心できる生活を送れるよう支援をしています。
妊婦さん保険に関するお知らせ一覧
お知らせ | 2025/01/07 | 神奈川県こども医療センターに寄付を行いました(2024年12月分) |
---|---|---|
お知らせ | 2024/12/16 | 【保険相談】人工授精で妊娠しましたが、医療保険に加入し妊娠・出産の保障を受けられますか? |
お知らせ | 2024/12/05 | 神奈川県こども医療センターに寄付を行いました(2024年11月分) |
お知らせ | 2024/11/24 | 出産後に子どもが「右心型単心室症」と診断され2か月間の入院をされたお客様に保険金をお支払いしました。 |
様々なメディアで保険ウィズをご紹介いただいてます
2023年10月10日
こども医療センターの「感謝の報告会」にて、保険ウィズの寄付活動が紹介されました。
妊娠・出産メディア「ココフル」に、保険ウィズの妊婦さん向け医療保険が紹介されました。
メディアやブロガーの方へ
保険ウィズは、約10年にわたって妊婦さん向け医療保険の販売に関わってきました。2021年2月には妊婦さん向け医療保険の保険金の支払い状況を公開し、さらに8月には「妊婦さんの新型コロナ感染への保険金支払い事例公開」を保険業界で初めて実施。
2022年2月には新しい妊婦さん向け医療保険「ディアベビー」の開発にも携わるなど、「妊婦さんへの保険に日本で一番詳しくて、お客様の力になれる保険代理店」を目指して日々業務に取り組んでいます。
メディアの方からの取材依頼や専門家コメント依頼、ブロガー様との提携依頼は随時受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。
取材に関するお問合せはこちら