アドバイス

iDeCoは1つの金融機関でしか使えない制度なので、金融機関選びはとても重要です。
いくつかポイントがあるので、それを踏まえたうえで金融機関を選びましょう。

ポイント①　投資できる商品が違う

金融機関によって投資できる商品が異なってきます。
金融機関選びはここが最も重要なのです。

人によってリスクの取れる範囲やどの程度資産運用に回せるかは異なります。
求める結果によって金融商品を選ぶというのが大切なのですが、金融機関によって取り扱う商品は異なります。

まず、自分がどのような投資をしたいか？そして、それに合った商品があるか？を確認して、金融機関を選ぶようにしましょう。
ここを確認しなければ、求めていた商品が買えないという結果になってしまいます。

また、種類の多さも金融機関によって異なります。
iDeCoは年金資金なので、運用が長くなります。長く運用するうちに求める商品が変わる可能性もあるので、種類が多い金融機関を選ぶのも良いでしょう。

ただし、金融機関は後から変えることも可能です。
悩みすぎて始めるのが遅くなるようであれば、とりあえず始めて、気になる商品が別の金融機関にあれば変更するというのも一つの方法です。

ポイント②　手数料が違う

金融商品が決まったら次に見て欲しいのは手数料です。
運用先によって商品が同じでも手数料は異なります。

手数料が高いとその分だけ利益が減ってしまうので、手数料も重要なポイントになります。
手数料はきちんと比較し、同条件なら安いところを選ぶようにしましょう。

ポイント③　サポートなどのサービス

使い方が分からない時にどんなサポートがあるのかも調べておきましょう。
電話やメールで商品や操作の質問が出来るのかというのは、金融機関を使い続ける上で大切です。

ポイント④　使いやすさ・その他のサービス

使っている銀行と連携がしやすかったり、ポイントが貯まったりする金融機関もあります。例えば、auのiDeCoならポンタポイントが貯まります。普段からポンタポイントを貯めている人ならポイント活用するのも良いですね。

ただし、ポイントなどのサービスは、あくまで商品や手数料が希望と合っている事が前提です。
ポイントが貯まるからと手数料の高い金融機関を選ぶのは本末転倒です。ここは間違えないようにしましょう。

この記事の執筆者：FP 佐藤日奈子

保険ウィズ編集部の佐藤日奈子です。北海道出身、千葉県在住の2児の母。
損害保険会社での勤務を経て、現在はファイナンシャルプランナーとして活動しています。
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