妊婦さん・子育て家庭のお金のご相談Q&A

夫婦30代、はじめての投資は何からすれば良いですか?

公開日:2021/07/26

質問

夫婦共に30代で、未就学児の子供がいます。
妊娠した時から家計を見直していて、毎月一定の貯金が出来ています。

現在、貯金額が生活費の半年分を超えたので、少し投資にチャレンジしたいと思っています。
はじめての投資は何からはじめれば良いでしょうか?

アドバイス

きっちりと家計管理をされ、毎月一定の金額を貯蓄、生活費の3~6ヶ月分貯まったら投資にチャレンジというのは理想的なスタイルです。
ここからさらにマネーリテラシーを高めていきましょう。

投資をスタートさせるためにまず必要なのが「知識」です。

投資と一言で言っても様々な方法があります。
それぞれ目的、性格、生活スタイル、リスク許容度によって合う合わないがあるので、知識を付け、少額から投資を行い、自分に合ったものを見つけていくのが良いでしょう。

投資の種類を知る

まず知って欲しいのが投資の種類です。

株式投資、債券投資、投資信託、不動産投資、FX、外貨預金、仮想通貨など投資方法は様々あります。

まずは、代表的な株式投資、債券投資、投資信託、不動産投資、fxを調べてみることをオススメします。

これら代表的な5つの投資は歴史も長く、後で説明するお得な制度も整備されているので、はじめて投資をする人でも参入しやすくなっています。
逆に歴史の浅い仮想通貨や価格変動の激しい商品取引ははじめて投資する人には少しハードルが高いものになります。

投資の種類によってリスクと期待出来るリターンは異なります。
覚えておいて欲しいのは、リスクとリターンは表裏一体で、リスクが高ければリターンも高くなるし、リスクが低ければリターンも低くなります。

ローリスクハイリターンな商品はありません。
これを勧める人がいればほぼ間違いなく詐欺なので気をつけましょう。

活用できる国の制度を知ろう

ここ最近、政府は「貯蓄から投資へ」というスローガンを掲げ、国民が投資をしやすいように制度の整備が進められています。

その制度が、NISAやiDeCoといったものです。
聞いた事はあるという人も多いかもしれませんね。

現在は投資で得た利益に対して約20%の税率がかけられていて、1万円利益が出たら約2,000円税金がかかります。10万円なら約2万円、100万円なら約20万円です。
これらの税金が免除になります。

税金の負担を減らしてもっと投資をやろう!といって出来たのがNISAです。
NISAは、購入した金融商品から得た利益(配当金、譲渡益等)は年間120万円までなら税金がかからないという制度です。

利用できるのは5年間で合計600万円という制限はありますが、これから投資をはじめる人にとっては大きな味方になる制度です。

iDeCoも税制面で優遇が受けられる制度ですが、こちらは日本語に直すと確定拠出年金というもので、その名の通り、年金に活用できる制度です。老後資金を目的とするならiDeCo制度も調べてみましょう。

投資の王道は知識を付けて少額投資

はじめての投資はドキドキするものですが、一度経験するとそんなに怖いものではないことが分かります。

いくつか少額で投資をしてみたら、それぞれにあった制度を活用して、運用を行なっていきましょう。
はじめは1つの運用方法(株式投資なら株式投資だけ)を集中的にやった方が効率的ですが、慣れてきたら他の投資方法を組み合わせていくとリスクの分散にもなりますし、リターンを得る確率も増えていきます。

もちろん投資はリスクがあるので資産が減ることもありますが、しっかり学んで続けていくことで貯蓄だけではまかなえないリスクを回避し、リターンを得る可能性があります。少しずつでも諦めずに続けて欲しいと思います。

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