妊婦さん・子育て家庭のお金のご相談Q&A

手取り20万円の収入で子供2人を育てることが出来るのか不安です

公開日:2021/06/22

質問

現在、子供が1人の30代の夫婦です。
第一子妊娠をキッカケに妻は退職し、夫の収入のみで生活をしていますが、手取りは20万円台です。

もう1人子供が欲しいのですが、今の収入でやっていけるのか不安です。

アドバイス

子供1人を成人まで育てるには約1,000万円かかると言われますが、いきなり1,000万円が必要になる訳ではありません。
また、子供が二人になったからと言って、費用が倍になる訳ではありません。

子供にかかるお金を知り、貯め方と節約の仕方を知ればお金の不安は大きく軽減されるでしょう。
詳しく見ていきましょう。

子供にかかるお金の内訳

まず、子供にかかるお金をみていきましょう。
少し古いデータになりますが、「平成17年版国民生活白書 子育て世代の意識と生活」の中で、子供1人育てるのにかかる費用は約1,300万円とあります。

子供1人の育児にかかる費用

1,300万円の内訳を見ると、
基本的経費:722万円
住宅関連費:53万円
教育費:528万円
となっています。

しかし、このデータの続きを読んでいくと、第二子以降になると費用が減っていき、二人目の子供を育てる費用は約1,000万円、三人目では769万円という結果が出ています。

節約できるお金はどこか

上記データの「基本的経費」とは、食費や衣服費など日々の生活でかかるお金のことです。
教育費は学費、学校にかかる制服や文房具代、学習塾などにかかるお金のことです。

生活費は、おさがりを利用したり、外食を控えて手作りをする事である程度抑えることが出来ます。最近ではフリマアプリも充実しているので、良いものを安く買うことも出来ますね。

このように、子供にかかるお金を節約出来る部分と出来ない部分に分けると、お金の使い方にメリハリが生まれます。
日々の生活費はまさに節約出来る部分です。

教育費の貯め方

逆に、節約が難しいのが教育費です。

現在は、幼児教育・保育、高校の無償化が進められているので、以前と比べると教育費の負担は軽減されているのですが、その分を学校外教育(学習塾等)に使う人も増え、収入の格差が学力の格差に繋がることへの懸念の声も出ています。

質問者様の場合、子供が小さく、教育費をあまりかからないうちは子育てを中心にし、ある程度大きくなったら奥様が働きに出るということでカバー出来るかもしれません。
また、教育費をどこまでかけるのか?というご家庭の方針もご夫婦で決めておくと良いでしょう。

基本的には高校までは日々のやりくりでまかない、大学の費用を貯蓄でまかなうというのが基本的な教育費の考え方です。大学の入学時に必要な金額は300〜400万円はみておきたいところです。

教育費の貯め方は色々ありますが、児童手当をすべて貯められるのであればこれで約200万円、あとは月5,000円の貯金を18年間続けられれば合計で約300万円になります。
子供二人の場合なら児童手当+月10,000万円貯蓄すれば良い計算になります。

他にも学資保険や投資(NISAなどの活用)が挙げられますが、それぞれ金融商品にはメリット・デメリットがあるので、それを理解した上で活用するようにしましょう。

まとめ

子供が二人に増えたから単純に全てが二倍になる訳ではありません。
生活費のように抑えられる部分は抑えて、最低限の教育費を貯めることを考えれば子供が二人でも大きな負担はありません。

ただし、教育方針や環境によって費用が多くかかりそうな場合は、奥様が再び働きに出るなど収入を増やす工夫が必要です。
現状を見て諦めるのではなく、どうすれば想いが叶えられるのか?という視点で家計を見直してみて下さい。

詳しい家計の内訳がないので基本的なアドバイスになりますが、まずは
・収支をしっかりと把握する
・支出を下げる
・収入を上げる
という事を心がけてみてください

この記事の執筆者:FP 佐藤日奈子

保険ウィズ編集部の佐藤日奈子です。北海道出身、千葉県在住の2児の母。
損害保険会社での勤務を経て、現在はファイナンシャルプランナーとして活動しています。
https://twitter.com/withhearthoken

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