万が一のときに妊婦さんや子どもの命を救いたい。妊娠・出産に備えられる妊婦さん保険をご案内します。

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弊社の女性スタッフが、妊娠22週で妊娠異常が見つかり、3ヶ月間もの入院および帝王切開出産をしました

4人に1人が帝王切開で出産をしているといいますが、実は弊社の女性スタッフSさんもその1人です。
しかも安定期に入ってすぐの妊娠22週での定期健診で異常が見つかり、そのまま緊急入院と手術をしました。

突然始まったSさんの入院生活

その後も手術を繰り返して3か月もの長期入院をし、帝王切開にて無事に出産をしたSさんの壮絶体験記をぜひお読みください。

まず、緊急入院をすることになった経緯を教えてください。

妊娠22週に入り、つわりも落ち着き安定期にも入り喜んでいたころに定期妊婦健診がありました。わが子をエコーで見れるのを楽しみに産婦人科医院へ向かいました。
1ヶ月前にお腹が固くなり痛みがあったので病院へ急遽駆け込んだこともありましたが、張り止め薬をもらったこと以外は順調そのものでした。

内診をした時に医師が驚いて、「これはまずい」と言いました。
『子宮口が開いて胎胞が出てしまっている!切迫早産になる!』とのこと。

すぐに車椅子で別部屋へ連れて行かれ、点滴をされてあっという間にベッドで横にされ、「絶対に動かないように」と言われました。
その間に医師が専門の病院に連絡を取っていましたが、妊娠22週での切迫早産を受け入れてくれる病院はかなり限られているとのことでした。
たまたま病床の空いている大きな専門病院が運よく見つかり、救急車で運ばれました。

ご主人にもすぐに連絡されたのですか?

すぐ夫と両親に連絡をして状況を伝えました。
その時はずっと体が震えていたのを覚えています。

その日は主人がたまたま近くにいて一緒に救急車へ乗ることができました。
もし1人だったらかなり心細かったと思います。

ただ家に入院の荷物を取りに行くことも許されず、着のみ着のまま1時間救急車に乗りました。
このままどうなってしまうのだろうと、とにかく不安でいっぱいでした。

専門病院ではどのような診察・診断をされたのですか?

専門病院に到着してすぐに再度内診を受けました。
産科医からは胎胞が出ていて子宮頸管無力症の可能性があり、そのままずっと入院するよう言われました。
このままでは出産につながる危険があることも言われ、妊娠22週で出産になると赤ちゃんにどのような影響やリスクがあるかなど、詳しい説明をNICU(新生児特定集中治療室)の別の医師からも受けました。

とにかく胎児が出てこないよう安静にいるよう言われ、ゴールの見えない寝たきりの入院生活が始まりました。

突然始まった入院生活はどのようなものですか?

着のみ着のまま、近所に行く服装・荷物であったため入院に必要なものは何もありませんでした。
妊娠22週のため入院バッグもまだ用意していません。

家まで夫に荷物を取りに行ってもらうのにも往復3時間。
最初の数日は最低限のもので過ごしてとても不自由でした。
不安に押しつぶされそうな気持ちと赤ちゃんに申し訳ない気持ちで毎日ベッドで声を殺して泣いていました。

夫は忙しい中、ほぼ毎日お見舞いに来てくれました。
ただ交通費が非常にかかりました。

父母、義父母もお見舞いに来てくれて心の支えとなりました。
病院内には他の妊婦の患者さんも沢山いて、「みんなも頑張ってるんだ、私も頑張ろう」と思えるようになりました。

入院中に撮影した写真
1年の約3分の1をベッドの上で過ごしました。
入院中に唯一購入を許されたデカフェコーヒー。

その後手術を経て、妊娠36週まで入院生活が続いたと聞きました。

子宮頸管縫縮術という子宮口を結ぶ手術をすることになりました。
1度手術しましたが、再度胎胞が出てしまい、手術は2回しました。

その後はベッドとトイレのみの行き来、時々シャワーが浴びられるという絶対安静生活が始まりました。
座るのもよくない、ということで寝たきりです。
少しでも赤ちゃんの成長のため、週数をかせぐために我慢の毎日でした。

最終的には100日間以上の入院をして、妊娠36週を目前に退院することが出来ました。

出産はどのようにされたのですか?

退院をして1週間経ったころに自宅で破水をしたので病院へ向かい、再度入院となりました。
そこから陣痛促進剤を打つ日々が始まりますが、6日目になっても陣痛はきません。そこで担当医師の判断により緊急帝王切開となり、無事に出産することが出来ました。

出産後も6日間入院したので、出産直前・直後で12日間入院したことになります。

今回の手術・入院にかかった費用を教えてください。

入院中に勤め先の健康保険組合に高額療養費制度の申請をしたので、健康保険が効き、出産一時金も受け取れました。
ですがそれでも、手術や入院費、出産費用で60万円ほどかかりました。

また入院中の食費は健康保険外で有料になるので4~5万円、さらに夫のお見舞いでは電車やバス(時間帯によってはタクシー)を使って来てもらっていたので、その費用もかなりかかり、大体15万円前後だったと思います。

そのほかにも細かい雑費がかかり、合計したら全部で80~90万円くらいかかっていたのではないでしょうか

健康保険が効いてもこれだけのマイナスになるので、とても大きな出費でした。

病院からの請求書
病院からの請求書の1枚。
医療費だけで毎月10万円以上の出費。
(この月はむしろ安いほう)

医療保険には加入されていたのですか?

私は妊娠異常が対象になる医療保険にたまたま入っていて保険金を受け取ることが出来ました
大きな出費が続きましたが、医療保険の保険金をもらえることが入院中に分かり、精神的負担を1つでも減らすことが出来たのはとても大きかったと思います。
ただでさえ子供や入院生活への不安でいっぱいいっぱいなのですから。

夫は保険に無頓着で「妊娠したからといって、医療保険は必要ないんじゃない?」と言っていたのですが、実際に今回かかった費用を保険金でまかなうことができて、私がしっかり加入しておいて本当に良かったと思っています。
妊娠異常での入院は長い日数になる可能性が高いので(私のほかに入院されていた妊婦さんもそうでした)、医療保険の中でも入院保障は絶対に必須と今回の経験で感じました。

妊娠を予定されている方、もしくはすでに妊娠中の方は、家計のお守りとして考えておくとよいと思います。

ちなみに、そのときに助けてもらった医療保険には今も継続して加入しています。おそらく今から別の医療保険を探してももう入れないと思います。

入院生活・出産を終えて、妊娠中の方にお伝えしたいことはありますか?

私が入院している間、様々な方が妊娠異常で私と同じように入院されてきました。
1人が退院してベッドが空いたと思ったらすぐにまた新しい妊婦さんが運び込まれてくるのです。
それだけ妊娠中に異常が見つかってしまう妊婦さんが多いのだと思います。
4人に1人が帝王切開で出産しているというのをあとで聞いて、納得だなと感じました。

どんなに健康な方でも妊娠中や出産時には何が起こるか分かりませんから、万が一が起きてしまうときの心構えや準備をほんの少しでもしておけば、そのときの心的負担を和らげることが出来ると思います。

【インタビューを終えて】出産を終えたSさんとお子さんのその後

このような大変な妊娠生活を過ごされたSさんでしたが、帝王切開での出産後は母子ともに健康で過ごされたそうです。
出産の6日後にはお子さんと一緒に退院されました。

緊急入院をしたときに医師からは「妊娠週数が早い時期に出産すると、子どもに障害が残りやすくなる」と言われ、子どもへの身体的影響をとても心配されたようですが、今のところそのような影響は特になく、今では外を走り回る元気な子どもに成長しているとのことです。
育児のかたわら、Sさん自身も在宅勤務で会社の仕事を日々頑張ってこなしてくれています。

上に書きました入院体験記録を、イラストレイターとして活動しているそふとめん様が漫画にしてくださいました
以下のページよりご確認いただけますので、ぜひご覧ください。
【漫画】妊娠22週で切迫早産になり、3ヶ月間の入院および帝王切開出産をしました

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