万が一のときに妊婦さんや子どもの命を救いたい。妊娠・出産に備えられる妊婦さん保険をご案内します。

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切迫早産で1か月入院。帝王切開で生まれた子どももNICUに入院。150万円を超える保険金を受け取りました。

妊娠33週から切迫早産で1か月入院し、帝王切開出産されたKさんの事例を紹介します。

Kさんは2つの医療保険に加入されていて、それぞれの保険から合計150万円を超える保険金が支払われました。
出産された子どもはNICU・GCUに入院され、Kさんご本人も出産後に再び産後疾病により入院されました。

切迫早産で入院

インタビューを通じて、どんなに健康な方でも妊娠・出産では何が起こるか分からないということを強く感じさせられました。

Kさんは切迫早産で入院されたとのことですが、それまでの経緯や妊娠生活について教えていただけますでしょうか?

私は結婚式場に勤めていて、妊娠初期は妊娠悪阻に耐えながらお客様との打ち合わせと結婚式のお手伝いをさせて頂いていました。
悪阻が落ち着いてからは特に問題なく、仕事と家事をこなしていました。

妊娠中期になり夫と妊婦健診に行き、その日もエコーを楽しみに見ていました。
いつもは短めのエコーなのですが、その日は先生がいつもの倍以上の時間をかけていて、
「赤ちゃんの脳室に異常があります。紹介状を書くから、大きい病院に詳しく診てもらってください」
と言いました。
この瞬間にはもう頭は真っ白になりまして、私は号泣してしまいした。

それからは医師から言われたことをネットで検索してばかりいました。
有名な病院に行き詳しく検査してもらうと、「開放性二分脊椎症」と診断がつきました。

「開放性二分脊椎症」とはどのような病気なのでしょうか?

「開放性二分脊椎症」とは「脊髄髄膜瘤」とも言います。指定難病にもなっています。
神経管閉鎖障害の一種で、妊娠4週~7週ごろに背骨の一部分がうまく成形されず、脊髄が背骨の中から外に出てしまう病気です。
二分脊椎が生じる場所によって障害の重さも変わり、水頭症やキアリ奇形2型なども併発しやすいと言われています。歩行障害、排泄機能障害などの症状もでます。

何が原因かははっきりと分かりませんが、葉酸を摂取することで防げる可能性が上がると言われていて、病気を診断されてからは「自分の葉酸不足のせいだ」と毎日泣いていました。

すると主治医の先生が
「誰のせいでもないですよ。あくまでも葉酸が可能性のひとつなだけであって、何が原因かは分からないんですから。」
と言ってくださり、この言葉にとても救われました。

そして赤ちゃんのことを第一に考え、予定帝王切開で出産する方がいいと主治医の先生から説明がありました。

そのあとは自宅に戻られて、安静に過ごされていたのですね。

はい。診断を受けた後は何とか気持ちを切り替え、仕事と家事、産まれてくる赤ちゃんの準備をしていきました。
そして妊娠33週に入り、これから産休に入ってゆっくり過ごそうと思った矢先でした。

夫とお散歩がてら食事に行こうとお出かけした時に、いつもとは違う定期的なお腹の張りを感じました。アプリで時間を測ってみると10分置きになっていました。
急いで自宅に戻って病院に電話すると、
「入院できる準備をして、今すぐ来てください」
と言われ、準備してタクシーに乗り込みました。

病院に着くとすぐにNST(ノンストレステスト)を受けて、やはり陣痛が始まっていることが分かりました。
主治医からは
「赤ちゃんは産まれたらすぐに手術しなくてはいけないので、できる限りお腹の中で体重を増やしてあげたい」
と言われ、強めの張り止めの点滴を入れました。
副作用がひどかったですが、赤ちゃんのためを思うと耐えられました。

切迫早産での入院生活はどのようなものだったのでしょうか?

私は子宮頸かんの長さがもともと短かったので、妊娠30週を越えてからはいつ入院になってもいいように入院準備は済ませていました。
赤ちゃんの病気のこともあって私が情緒不安定だったので、夫はなるべく病室にいてくれました。
ただ夜は帰って1人ぼっちになってしまうので、とても寂しかったです。

入院中に撮影した写真

毎日朝晩の決まった時間にNSTのテストをして、2~3日に1度内診がありました。
お風呂はシャワーのみで3日に1回くらい。張り止めの点滴を24時間ずっとしているため、夜中もよく点滴のアラームがなったり、看護師さんの見回りで何回も起きてしまいました。

部屋は4人部屋の共同部屋だったので、他の妊婦さんのいびきや夜中にお菓子を食べる音などがかなり気になってしまいました。
切迫早産の入院は基本的にベッドの上での生活なので、唯一の楽しみは食事だけでしたね(ほぼ動けないので体重の増加が激しくて驚きました)。

その後、ご出産までのことを教えてください。

妊娠33週で入院して、帝王切開出産をする日まで退院することはできませんでした。
予定帝王切開の日はすごく長く感じました。

入院して1か月後の妊娠37週で産んだのですが、そのときにすでに3495gあったのでお腹も重く、張り止めの点滴の副作用もあり、それまでの日々がとても辛かったです。

出産した次の日に息子は大きな手術をし、更にその2週間後にももう一度手術をしました。
そして息子はそのまま1ヶ月ちょっとの間、NICU(新生児集中治療室)とGCU(新生児回復室)にお世話になりました。

入院中の息子との写真

面会時間はなるべく可能な限り息子の近くにいて、撫でたり話しかけたり、管が外れてからは母乳をあげたりしました。
NICUの看護師さんには心身ともにフォローして頂き、本当に救われました。

私は子供より先に退院しなくてはいけなかったので、退院してからは冷凍保存した母乳を届けるために、毎日バスで病院に通っていました。
帝王切開後でもあり、しかもラスト1ヶ月はずっと寝たきりだったので体力がかなり落ちていましたが、産まれたばかりで大きな手術に耐えた息子の方が私なんかよりよっぽど辛いと思いましたし、息子に会いたい気持ちが強かったので、頑張れました。

その後、Kさんご自身も産後の病気がかかられ、再び入院されたと聞きました。

私が退院してから1週間後、39度近い高熱が出まして、「もしかしてこれは産褥熱では?」と思い、急いで病院に行きました。
病状は思ったより深刻で、子宮の外側に膿が溜まってしまっていて、抗生剤の点滴だけでは改善せず再び開腹手術しなくてはいけなくなりました。

全身麻酔で手術をしてもらい、1週間ほど再び入院しました。
不幸中の幸いで息子もまだ入院中だったので、手術後は可能な限りNICUで過ごして、食事や検温などのタイミングで自分の病室に戻っていました。

今回の入院で、お金はいくらかかったのでしょうか。

入院と帝王切開出産費用で、約34万円かかりました。
高額療養費制度が適用されたので、費用をだいぶ抑えることができました。
(また出産一時金として42万円が支払われるので、プラスマイナスで考えると8万円ほどのプラスになりました)

出産費内訳明細書の写真

産後の開腹手術&入院には8万円ほどかかりました。
その他には夫の交通費や備品、消耗品などでも3万円ほどかかったかと思います。

請求書の写真

Kさんは妊娠前から医療保険にご加入されていたと聞きました。どのような経緯で加入されていたのでしょうか。

私が20歳になった頃から母がなにかあった時のためにと、2つの保険に加入させてくれていました。
今まで病気になったことはないので保険が必要になるなんて思っておらず、なんとなく有難いなーとしか思っていませんでした。

まさか自分が切迫早産や帝王切開になって保険のお世話になるとは思ってもいませんでした

今回の入院で、医療保険からはいくら保険金が出ましたか?

加入していた保険は、保険料が毎月1万円のA保険と、毎月3,000円のB保険の2つです。
それぞれ別の保険会社の保険に重ねて加入していました。

切迫早産+帝王切開出産のときには、
A保険からは76万円、B保険からは30万円で、合計106万円ほど受け取れました。

切迫早産+帝王切開出産のお支払い合計金額の写真
切迫早産+帝王切開出産のお振込合計額の写真

産後の産褥熱による開腹手術では、
A保険からは32万、B保険からは15万で、合計47万円ほど受け取れました

産後の産褥熱による開腹手術のお支払い明細書の写真
産後の産褥熱による開腹手術のお振込合計額の写真

全部合わせると、保険から153万円の保険金をいただいたことになります

かなり大きな金額で、ちょうどその頃は夫が転職活動中だったということもあって、当面の生活費にさせて貰いました。
また当時に住んでいた場所があまり子育て向きではなかったので、その引っ越し資金に充てることもできました。

今回の入院・手術を経験されて、妊婦さんが保険加入することについてどう思われましたか

「母子共に何事もなく妊娠、出産できることは当たり前ではない」と実感しました。

私は息子を妊娠するまでは病気とは程遠い生活でした。
誰がいつどうなるかわからないので、備えておくことの大切さを伝えたいと思います。

子供がいると独身時代のような生活はもう出来ませんし、仕事も思うように出来ないかもしれません。
そんな時に保険の給付金はとても助かります

私の体験を読んでいただいて、「私は大丈夫」ではなくて、「もしもの時のことを考えよう」と思ってくださる方が一人でも増えていただけたら嬉しいです。

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